岩屋公園、南九州市川辺町の隠れた宝石、は万之瀬川の清流を生かした自然豊かなキャンプ場として知られています。ここでは、川のせせらぎを背景にした流水プールで涼むことができ、また、キャンプ愛好家たちは静かな夜に星空を眺めながら自然との一体感を深めることができます。
岩屋公園の魅力は、ただのレクリエーションスポットにとどまりません。園内に点在する巨岩には、古の時代から伝わる梵字や仏像が刻まれ、訪れる人々にこの地の歴史と文化の深さを教えてくれます。春には桜が満開になり、夏は子どもたちの笑顔があふれる水遊びの場となり、秋には紅葉が園内を彩ります。それぞれの季節ごとに異なる表情を見せる岩屋公園は、訪れる人々に四季折々の自然の美しさを体験させてくれます。
キャンプ場エリア、公園エリア、そして磨崖仏エリアと、岩屋公園は多彩な魅力を持つエリアに分かれており、訪れる人々はそれぞれのエリアで異なる体験を楽しむことができます。南薩摩の中心に位置するこの公園は、他の観光地へのアクセスも良く、南薩摩を訪れる際の素晴らしい立ち寄りスポットとなっています。
万之瀬川を利用したプールとキャンプ場がある岩屋公園
万之瀬川とプール
薩摩半島の中部を流れる万之瀬川。岩屋公園内を流れるきれいな川です。ご覧のように野鳥もときどき見ることができます。
万之瀬川は岩屋公園の一部として活用されています。夏は流水プールとして使われ、子どもたちに人気のスポットです。
万之瀬川を利用した流水プールは夏場限定で開放されています。
上流から、
- 自然観察エリア(人は入れません)
- 遊泳可エリア(幼児用と一般と2種類あります)
- ペット可エリア(愛犬も一緒に泳げます)
と別れています。
また、有料ですが約70メートルのウォータースライダーもあります。
万之瀬川にかかる橋とキャンプ場
岩屋公園には第一駐車場と第二駐車場の2つの駐車場があります。その第一駐車場から岩屋公園の広場へ続く橋が花園橋です。
赤い花園橋を渡って、光の広場、宝の広場、子供の広場を過ぎると平安橋が見えてきます。
岩屋公園キャンプ場
オレンジ色の平安橋を渡ったところがキャンプ場になります。川沿いには流水プールやウォータースライダーがあります。
平安橋を渡ったところに岩屋公園キャンプ場の案内図があります。
キャンプ場は管理棟や炊事場を中心に、バーベキューエリア、テントエリア、ロッジエリアなどに別れています。
岩屋公園にあるもう一つの橋
第一駐車場にある磨崖仏への案内板に従い行くと万之瀬川に着きます。川沿いに少し上流へ歩くと風情ある偲ぶ橋が見えてきます。
偲ぶ橋を渡った先が清水磨崖仏ですが、現在(2020年11月)は途中から通行止めになっています。
偲ぶ橋から万之瀬川沿いに上流へ歩いたところに、清水磨崖仏の観覧所が設置されています。
この観覧所には磨崖仏のことを説明した案内板が数箇所設置されています。
清水磨崖仏
清水磨崖仏は平安時代から明治時代にかけて彫り込まれた梵字や仏像です。
華やかでもなく、高名な僧による作というわけでもない磨崖仏ですが、それでこそ人々の当時の思いが感じられる磨崖仏です。
岩屋公園は一年中おすすめの場所です
岩屋公園は
- 春は桜
- 夏は流水プールとキャンブ
- 秋は紅葉
と、おすすめの季節です。
川辺仏壇の職人によって造られた『サクラノヤカタ』は、岩屋公園の風景をお茶を飲みながら満喫できる和風カフェです。
また、清水磨崖仏は1年中見ることができるのでいつ来ても、満足できる公園ではないでしょうか。
岩屋公園の施設案内
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