鹿児島県姶良市のほんの一角に、見る者を魅了する秘密の絶景が息づいています。その名も板井手の滝。龍門滝の上流に位置するこの滝は、自然が織りなす芸術の極致を見せてくれます。その美しさはただ立ち尽くすだけで心が洗われるような感覚に陥ります。
特に見逃せないのが、姶良市指定有形文化財である金山橋からの眺め。この歴史あるアーチ橋から滝を望むと、まるで時間が止まったかのような静寂と美しさが広がります。金山橋と板井手の滝が織りなす風景は、まるで絵画の一コマのよう。自然と歴史が織り成すこの美しい光景は、訪れる人々に特別な感動を与えてくれます。
さらに、板井手の滝周辺は訪れる人々の快適さも考慮されています。広々とした駐車場、清潔なトイレ、そして休憩ができる施設が整っており、一日中この地の美しさを満喫することができます。
この隠れた自然の宝石を訪れることは、日常から離れ、自然の中で心を解き放つ貴重な機会です。姶良市の板井手の滝は、訪れるすべての人々に忘れられない思い出を提供してくれることでしょう。
板井手の滝と金山橋は手軽に見れる観光スポット
板井手の滝は高さ約8メートルの滝ですが、金山橋のアーチから見るととても絵になる風景です。
上の写真は駐車場から金山橋を渡って林の中を通って網掛川へ降りたところから撮ったものです。
また、上の写真は駐車場からすぐのところにある金山橋の上から撮ったものです。
どちらも美しい板井手の滝を見る(撮る)ことができます。
板井手の滝と金山橋のビュースポットへの道
駐車場の横の金山橋を渡って右へ曲がると、網掛川へ降りる道へと続きます。
金山橋は明治7年~13年頃に網掛川へ架けられた石橋です。
島津家が操業していた山ヶ野金山への道の整備のために架けられ、
- 長さ:約23メートル
- 幅:約4.2メートル
- 高さ:約10メートル(川床からの高さ)
という県内最大級の一連アーチ橋です。
金山橋を渡って古い石碑や木々の間を約30メートルほど歩くと右手に網掛川へ降りる道が現れます。
網掛川の河岸へ降りて約10メートルほど板井手の滝の方へ歩くと、向こう岸へ渡るための小さな堰(せき)があります。
水量が多くなければ堰を使って向こう岸まで渡れます。
堰は写真を撮るためにも絶好の場所です。
板井手の滝の休憩所と駐車場
板井手の滝には駐車場、トイレ、休憩所が設置されています。
休憩所は2ヶ所あり、座ったまま自然の中ゆっくりとくつろげます。
休憩所から緩やかなスロープを降りて板井手の滝の上流側の流れや金山橋を見ることができます。
板井手の滝の駐車場までは車で
という近い場所にあるので、観光におすすめの場所です。
板井手の滝・金山橋へのアクセス
住所 | 鹿児島県姶良市加治木町小山田43 |
アクセス | 龍門滝から車で約5分 鹿児島空港から車で約14分 |
駐車場 | 有ります |
鹿児島空港から板井手の滝の駐車場までは以下のルートが良いでしょう。
龍門滝から板井手の滝の駐車場までは以下のルートが良いでしょう。