徳重神社は、静寂に包まれた落ち着いた空間で、訪れる者に歴史の重みを感じさせる場所です。この神社の御祭神は、関ヶ原の戦いで東軍を突破し、見事に薩摩へと帰還した勇士、島津義弘公です。JR伊集院駅からほんの6分歩くと、その歴史ある神域に足を踏み入れることができます。朱色の装飾は控えめですが、その質朴な美しさがかえって訪れる人々の心を惹きつけ、深い落ち着きを提供してくれます。『妙円寺詣り』で知られるこの神社は、ただの参拝地ではなく、魂の洗浄と過去への敬意を表す旅へと誘います。
徳重神社の御祭神は島津義弘公
徳重神社の御祭神は島津義弘公です。
島津義弘公は2歳から16歳の間この地で過ごし、菩提寺をこの地にあった妙円寺に定めました。
徳重神社は明治時代に妙円寺の跡にできた神社です。
上の島津義弘公の銅像は、徳重神社から歩いて約6分のところにあるJR伊集院駅の前に建てられています。
伊集院駅前の観光案内所では、伊集院のお土産が買えて便利です。
駅前駐車場は30分なら無料、60分でも100円なので便利です。
徳重神社は妙円寺詣りの目的地
徳重神社は10月の第4日曜日に、鹿児島市から歩いて行く行事『妙円寺詣り』の目的地です。
『妙円寺詣り』とは関ヶ原の戦いで敵中突破して薩摩の地まで帰って来た当時の苦難を偲んで、鹿児島市から今の徳重神社まで歩いて往復するという行事です。
妙円寺詣りの歌は歩いている途中で歌われる歌で、1番から22番まであります。
上の箱についているボタンを押すと、『妙円寺詣りの歌』が流れてきます。
妙円寺詣りの歌は1番から22番までありますヨ。
島津義弘公殉死者13名の地蔵塔
徳重神社の西側には『島津義弘公殉死者13名の地蔵塔』があります。
島津義弘公の逝去にあたり殉死した13名の方々のために作られた地蔵塔です。
徳重神社の境内
徳重神社の境内に入ると鳥居があります。
その先の右手に手水舎があります。
徳重神社の境内に相撲の土俵もあります。
徳重神社施設案内
住所 | 鹿児島県日置市伊集院町徳重1787 |
アクセス | JR鹿児島本線伊集院駅から徒歩約6分 JR鹿児島中央駅から車で約22分 |
駐車場 | 有ります |