嘉例川駅は、明治36年(1903年)に営業を開始しました。
駅舎は100年以上たったレトロな木造駅舎で、国の登録有形文化財に指定されています。
嘉例川駅は、隼人駅から八代駅までの肥薩線の無人駅ですが、2022年3月21日まで特急列車『はやとの風』の停車駅にもなっていました。
鹿児島空港から近い霧島の嘉例川駅は有名な木造駅舎です
嘉例川駅舎は登録有形文化財

嘉例川駅舎は、旧鹿児島本線の明治期の遺構として貴重であるとして、平成18年(2006年)3月2日に国より登録有形文化財に登録されました。
嘉例川駅の駅舎の壁には、明治36年1月15日に営業開始した旨の板が打ち付けられています。
嘉例川駅の待合室は落ち着いた雰囲気


嘉例川駅の待合室は簡素な作りですが、木製の椅子を見て分かる通り、年代を感じさせる落ち着いた雰囲気の待合室です。
嘉例川駅には、駅の観光大使として、また、招き猫として親しまれた猫の『にゃんたろう』が住んでいました。
マスコミにも取り上げられるほど有名になっていたのですが、2020年7月11日に永眠しました。

年齢は推定で10才ほどでした。
現在は『さんちゃん』が観光大使を継いでいます。


さんちゃんは嘉例川駅の駅舎内で毎日、乗降客のお見送りをしています。


ん、さんちゃん、眠そうだなあw
嘉例川駅構内
嘉例川駅の改札は、駅自体が無人駅の為、出入りは自由になっています。
改札口には列車から下りたお客さんが、使用済みのキップを入れる箱が置かれています。
下の写真の線路の先が隼人方面になります。


下の写真の線路の先が吉松方面になります。





この嘉例川駅には、2022年3月21日まで『はやとの風』という特急列車が停車していました。
はやとの風の写真が嘉例川駅の資料室に展示されています。
一度、見にきてみてください。


嘉例川駅にある昔使われていた設備などの資料室
嘉例川駅には、駅のプラットホーム側から入れる資料室があります。
昔、嘉例川駅で使用されていた駅の設備や、昔の駅の状況がわかるような写真がいくつか置かれています。




誰でも自由に見学ができますので、時間が有ったら嘉例川駅の資料室で見てみてください。
嘉例川駅の施設案内
住所 | 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川2174 |
アクセス | 九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICから車で約10分 |
JR鹿児島中央駅からJRで約1時間10分 | |
駐車場 | 有ります |
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