鹿児島市から指宿に向かうと指宿の市街地に入る手前に篤姫ゆかりの地があります。
天璋院篤姫は島津今和泉家で生まれ、指宿のこの地今和泉は島津今和泉家のご領地だったところです。
篤姫ゆかりの地にある少女像までの散策は、のんびりと観光したい方におすすめです。
篤姫ゆかりの地とは指宿市の今和泉、島津今和泉家のご領地だったところ

天璋院篤姫は島津斉彬の養女となって江戸幕府13代将軍徳川家定の御台所となりました。
生家は島津今和泉家。
そのご領地がここ今和泉の地でした。

現在は、島津今和泉家の屋敷跡の石垣や手水鉢が残る海岸線に篤姫の少女像が建てられています。

篤姫の少女像の先には穏やかな錦江湾(鹿児島湾)と桜島が見える場所です。

少女像の前には屋根が付いた休憩所があります。
駐車場から約10分ほどの距離ですが、ゆっくりと休憩するには良い場所です。

休憩所の横には手水鉢が残されています。

天璋院篤姫の痕跡がはっきりと残されているわけではありませが、人は環境によって育っていくことを考えると、この今和泉の気候風土も篤姫の人となりの形成に関係したのではと思われます。

ここから指宿枕崎線の線路の先には、今和泉島津家墓地や豊玉姫神社等の篤姫ゆかりの地が続きます。
篤姫ゆかりの地にある少女像までは駐車場から歩いて約10分の距離

篤姫ゆかりの地の駐車場のトイレ横にある『篤姫ゆかりの地散策コース』という案内板に従って集落の中を歩いて行くと、約10分ほどで今和泉島津家屋敷跡の石垣に出ます。

石垣の上は立派な松林があり、そこは『隼人松原公園』となっています。
公園の中にはベンチも置かれています。

石垣と松林を見ながら、また海岸線を見ながら進むと篤姫の少女像へたどり着きます。
篤姫ゆかりの地の今和泉は指宿の市街地に入る手前の海岸線にあります

鹿児島市から車で指宿方面へ向かう。
JR薩摩今和泉駅を過ぎてすぐのところにある小さなトンネル(岩本隊道)の前後の道を左に入ります。
その後、海へ向かって走るとすぐに三叉路になるので左折します。

あとは道なりに走り、小さな集落をぬけると道路上に『篤姫ゆかりの地P』の案内板が見えてきます。

その案内板の横に大きな駐車場があります。
駐車場にはトイレ、自動販売機、篤姫ゆかりの地散策コース案内板があります。
篤姫ゆかりの地はゆっくりとした散策に適した場所です。