忠元公園は日本さくら名所100選に選ばれた鹿児島の桜の名所です。
地元では鹿児島の北海道と言われるほど冬は気温の下がる(旧)大口市(現在の伊佐市)ですが、暖かくなる春にはたくさんの美しい桜が咲きます。
特に、忠元公園は鹿児島の桜の名所です。
忠元公園は伊佐市にある鹿児島の『さくら』の名所
2キロメートルの桜並木
忠元神社を中心に忠元公園とその周りにある桜並木は2キロメートルにおよびます。
桜の季節になると木々の桜が一斉に咲き、公園内は桜のトンネルができるほどです。
平成2年には鹿児島県で唯一『日本さくら名所100選』に選ばれました。
忠元公園では毎年3月下旬から4月上旬に、桜が咲く時期に合わせて『忠元公園さくら祭り』が開催され、多くの露天商も出店されます。
忠元公園と桜
忠元公園の桜は公園の内側をぐるりと囲むように植えられていいて、公園の小道を歩くと常に桜が見れる状態になっています。
近くの桜や遠くの桜がどこからでも楽しめます。

たくさんの桜の木があり中には枝が下のほうへでているものもあるので、桜の花びらの写真も簡単に撮ることができます。
公園内は芝生が植えられいるので、疲れたときは芝生の上に座り桜を見ることも。
広い忠元公園の芝生は、子供たちの良い遊び場にもなっています。
忠元公園の隣にある忠元神社
今では桜で有名な忠元公園が有名になっていますが、忠元公園はもともとは忠元神社を起点に桜並木の道を作ったのが始まりといわれています。
忠元神社は『新納忠元公(にいろだたもとこう)』を祭った神社です。
新納忠元公は豊臣秀吉による九州征伐のころ、島津氏の大口地頭としてこの地を治めていた武将です。
- 三州平定、九州統一の数多くの戦いに参戦
- 豊臣秀吉と大口曾木天堂ヶ尾で会見(曽木の滝)
- 関ケ原後の加藤清正による侵入に備える
- 和歌に秀で、青少年の守るべき決まりを定めた
写真の右手の鳥居の先は階段になっており、下っています。
写真の左手に忠元神社の本殿があります。忠元神社の境内は厳かな雰囲気の境内です。
そこから少し歩けば、華やかな桜満開の忠元公園です。
忠元公園のみごとな桜を見た帰りにでも忠元神社に立ち寄って『新納忠元公』について思いを馳せてみてはいかがでしょう。
忠元公園の施設案内
住所 | 鹿児島県伊佐市大口原田2484-193 |
アクセス | 栗野ICから車で約35分(九州縦貫自動車道) |
駐車場 | 200台 |
桜の見頃 | 例年:3月下旬~4月上旬 |
\ 忠元公園から近い観光地【曽木の滝】 /
