指宿市に周囲3キロメートルの『知林ヶ島』と言う無人島があります。
知林ヶ島は3月から10月の期間『ちりりんロード』と言う砂の道(砂州)が現れて、指宿市側から知林ヶ島へ渡ることができます。
休みの日には多くの人が知林ヶ島へ歩いて渡っています。
知林ヶ島の砂の道が現れている時間は約5時間程度です。
砂の道あたりの海は潮の流れができているため、砂の道が消える前に指宿市側へ帰ってこれるように注意してください。
指宿市側と知林ヶ島側にある注意書きをよく読んで、このすばらしい『ちりりんロード』を楽しんでください。
知林ヶ島へ渡るまえに海のテラスから確認します
JRの指宿駅から車で約9分のところに『知林ヶ島』へ渡るための入り口『ちりちんロード』があります。
『ちりりんロード』の入り口には『海のテラス』という見晴らし台があります。
ここから、砂の道の状況を確認できます。

ちりりんロードが出現するまで知林ヶ島へ渡ることはできません。


知林ヶ島にはトイレも水道もありません。渡る前の準備はおこたりなく。



夏場は日差しがきついので、帽子などをかぶって行くことをおすすめします。
この地点には知林ヶ島へ渡る人が守るべき決まり事が書かれています。
一番大事なことは『砂の道が消える時刻』と、それに合わせて『知林ヶ島を出る時刻』です。
必ず、確認して、決まり事は守って楽しい観光をお願いします。
知林ヶ島へ渡れる時間は5時間程度(渡れる日と時間帯を確認しよう)
ちりりんロードが開かれるのは(渡れる日)、3月から10月の大潮から中潮の5時間程度(渡れる時間帯)です。
下記のリンクから2023年の知林ヶ島へ渡れる日と渡れる時間を確認できます。
令和5年(2023年)の砂州出現予測時刻(いぶすき観光ネットのホームページより)
知林ヶ島へ渡れる時間になると、島との間の海が徐々に砂の道に変わっていきます。
知林ヶ島までは800メートルの距離があります。
砂の上を歩いて行くので、できるだけ歩きやすい所を選んで行くのが良いかと思います。
知林ヶ島のちりりんロード(砂の道)
海が引いて出来た『ちりりんロード』にできる砂の道は、普通に波が寄せては引いていきます。
上の写真は錦江湾の入り口側ですが、こちらは波があります。
逆に、反対の錦江湾の内部側の方はあまり波が無いように見えます。


つまり、島の間のこのあたりは潮の流れができているものと思われます。


800メートルの砂の道を歩いて知林ヶ島へ到着しました
知林ヶ島へ到着したときに、すぐに目に付くのがこの、パワーストーンです。
知林ヶ島のガイドさんによると、この大きな岩に触りながらお願いすると、願い事がかなうとか(笑)
それにしても、大きな石です。近くでみると迫力があります。
知林ヶ島への道、ちりりんロードの砂の道を800メートル歩いたのち、この休息所に着きます。
ガイドさんがいらっしゃって、いろいろと教えていただけます。
知林ヶ島の遊歩道
知林ヶ島の休息所から知林ヶ島の遊歩道へ行けます。遊歩道を上って行くと南側展望台へ到着。
展望台への登り口は休息所から50、60メートルほど南側です。
休息所から登り口までは途中、岩があるので、できるだけ砂地を歩いたほうが歩きやすいです。
知林ヶ島の遊歩道には、1か所の休息所と2か所の展望台があります。
最高標高90メートルですが、遊歩道を行かれる方は帰りの時間を計算に入れて行ってください。
こちら側にも帰りの時間を注意するように、看板が置かれています。
知林ヶ島からの帰りの時間はくれぐれもご注意ください。
知林ヶ島近くのキャンプ場
知林ヶ島へ渡る入り口のあたりに、指宿エコキャンプ場があります。
指宿エコキャンプ場は霧島錦江湾国立公園内にあり、休暇村の施設の一部になります。
休暇村には普通のお部屋も、温泉も、砂むし温泉もあります。
知林ヶ島からの帰りに温泉に入るのも良いのではないでしょうか。
知林ヶ島へのアクセス
\ 南薩摩観光の拠点である指宿駅の記事です。 /





